NO WAVE / 配布キット

毎回の前置きを
「例の件、進めといて」に変える
Claude Cowork 3階層セットアップキット

記事で読んだ「公式の3階層」を、いまから15分で実際に仕込むためのキットです。白紙の指示欄を前に固まらないよう、コピペして埋めるだけの形にしました。スマホからボタンを押せばコピーできます。

CONTENTS:15分チェックリスト / 穴埋め指示テンプレ / 前置き仕分けプロンプト / Skill依頼文集
STEP 00

まず15分で、3階層を一周する

完璧を目指さず、各階層に「最初の1行」を置くのがゴール。あとで育てれば十分です。

  1. グローバル指示を3〜5行書く あなたの役割・口調・承認ルール。下の②をコピペして埋めるだけ。
    Settings → Cowork → Global instructions
  2. いま進行中の案件でプロジェクトを作る 「既存フォルダを使う」が一番早い。右パネルの Instructions に案件固有のルールを書く(②の後半)。
    左ナビ Projects → 新規作成
  3. 自分の「いつもの前置き」を仕分けさせる ③のプロンプトに普段の前置きを貼ると、グローバル用とプロジェクト用に自動で振り分けてくれる。
  4. 次のくり返し作業で「Skillにまとめて」と頼む 議事録・レポートなど。終わったら④の依頼文を貼るだけで手順が部品になる。
所要15分の目安:①が5分、②が5分、③が3分。④は次に作業したときでOK。今日は①③だけでも前置きがぐっと短くなります。
TEMPLATE 01

穴埋め指示テンプレ

オレンジの < > を自分の言葉に置き換えるだけ。グローバルとプロジェクトの2枚あります。

グローバル指示案件をまたいで毎回効く「あなたの取扱説明書」
- 僕は<職種・事業(例:中小企業向けにAI活用を支援する個人事業主)><重視すること(例:スピードと再現性)>を大事にする
- 出力は結論ファースト。長い前置きは要らない
- 重要な操作(削除・送信・支払いなどお金や外部が絡む作業)は、実行する前に必ず計画を見せて承認を待つ
- 一人称は「<僕/私/自分>」で統一。<避けたい言い回し(例:誇張表現、断定しすぎ)>は使わない
- 数字や事実を聞かれて確証がなければ、断定せず「要確認」と返す
- 作ったファイルは指定がなければ作業中のフォルダに保存し、日付を頭に付ける(例:20260615-ファイル名

→ Settings → Cowork → Global instructions に貼って、< > を埋める。

プロジェクト指示この案件だけに効く「事情」。グローバルに重ねて使う
- このプロジェクトは<案件の中身(例:A社向けの提案資料)>
- <先に必ず見てほしい資料・フォルダ(例:/資料の商品仕様書と/調査の競合メモ)>を必ず参照してから作業する
- <この案件固有のルール(例:ブランドカラーは指定の1色のみ)>
- <この案件でやってはいけないこと(例:社外秘の数字を本文に書かない)>

→ プロジェクトの右パネル Instructions に貼る。共通ルールはグローバルに寄せ、ここは差分だけにすると矛盾しません。

PROMPT 01

前置き仕分けプロンプト

いつもAIへの依頼の冒頭に貼っている前置きを丸ごと渡すと、3階層のどこに置くべきか整理してくれます。白紙から書くより速い。

そのまま貼って使うCowork でも通常チャットでも可
以下は、僕がいつもAIへの依頼の冒頭に貼っている前置きです。
これを次の2つに仕分けて、それぞれコピペできる箇条書きに整えてください。

A. グローバル指示:案件をまたいで毎回効かせたい前提
   (役割・口調・命名規則・承認ルールなど、僕という人間の取扱説明書)
B. プロジェクト指示:特定の案件だけの事情
   (参照フォルダ・ブランドルール・固有の禁止事項など)

重複や矛盾があれば指摘し、冗長な表現は短くしてください。
最後に「これは足した方がいい」という観点があれば3つまで提案して。
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<ここに、普段使っている前置きをそのまま貼る>

→ 出てきたAをグローバル指示へ、Bをプロジェクト指示へコピペすれば②が一瞬で埋まります。

PROMPT 02

「Skillにまとめて」業務別依頼文

くり返す作業を1回 Cowork でやったあと、終わりにこれを貼るだけ。次回から名前を呼べば同じ手順が動きます。よく使う4業務ぶん用意しました。

汎用テンプレどんな作業にも使える土台
いまやった作業を、そのまま Skill にまとめてください。
次回から1つの指示で同じ手順を再現したいです。
- 呼び出し名:</作業名(例:/週次レポート)>
- 手順・参照するファイルやフォルダ・出力の形(テンプレ)も含めて固定して
- 毎回変わる部分は、実行時に僕へ質問する形にして
議事録づくり/議事録
いまの議事録づくりを Skill にまとめて。呼び出し名は /議事録。
次の形を毎回守って:①決定事項 ②ToDo(担当と期限つき) ③論点と保留
④次回までの宿題。録音やメモを渡したら、この4区切りで整える手順を固定して。
週次レポート/週次レポート
いまの週次レポート作成を Skill にまとめて。呼び出し名は /週次レポート。
決まったファイル(例:CSVやスプレッドシート)を読む→前週比を出す→大きく動いた数字に印をつける→
要点3行+表の形に整える、という手順を固定して。参照するファイルの場所も覚えて。
メール返信の下書き/返信下書き
いまのメール返信の下書きを Skill にまとめて。呼び出し名は /返信下書き。
受け取ったメール本文を渡したら、僕の口調(丁寧だが簡潔)で、
①お礼 ②要点への回答 ③次のアクション の順に下書きする手順を固定して。
送信はせず下書きまでで止めて、最後に僕の確認を待つこと。
リサーチ要約/リサーチ要約
いまのリサーチ要約を Skill にまとめて。呼び出し名は /リサーチ要約。
渡した資料やURLを読んで、①結論を1〜2行 ②根拠の箇条書き
③出典リンク、の形に整える手順を固定して。確証がない点は「要確認」と明記して。
CAUTION

仕込む前に知っておく3つ

事故りやすいポイントを先に。

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有料プラン専用で、消費が速い

Cowork は Pro / Max / Team / Enterprise 専用。通常チャットより利用上限の消費が速いので、まず小さく回して体感をつかむ。

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重要な操作は実行前に承認

Cowork は実際にファイルを書き換える。削除・送信・支払いは必ず計画を見せてもらってから。グローバル指示の1行目に入れておくと毎回効く。

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PCが動いている前提

作業はあなたのPC上で走る。スケジュール実行もスマホ着手も、PCが起動してアプリが開いている間だけ。完全無人ではない。